2025年9月

この猛暑の夏、京都バレエ団に久しぶりに振付作品を委嘱され、自身のレパートリー作品である「ロマンシング・フィールド」を、京都バレエ団特別公演アーティストスペシャル・ガラと題した公演で8月3日日曜日京都ロームシアターで、また6日水曜日福岡市民ホールでそれぞれ上演させていただいた。この公演ではパリオペラ座のエトワールのマチュー・ガニオが出演されバレエ界でも話題となった。バレエ団代表理事でおられる有馬えり子先生とは長く親交が続きたびたび公演に招いて下さり、バレエに対して熱い情熱を捧げられるすばらしい芸術家である。今回の作品もドヴォルザーク音楽とあってフランス印象派の画家クロード・モネやエドガー・ドガの画風をモチーフに1996年に初演したもので当時、実際にパリのセーヌ川や公園を訪れてその情景をもとに振付した経緯があり、その話に有馬えり子先生はとても共感して下さり温かく見守っていただいた。またダンサーもバレエ団プリンシパルダンサー北野優香、鷲尾佳凛、東京バレエ団プリンシパル伝田陽美、谷桃子バレエ団光永百花、フランス・トゥールーズ・キャピトルバレエ団金子稔といった実力・実績あるアーティストをキャスティングに配して下さりそれぞれが真摯な姿勢で臨んでくれた。5月頃から月に何度か京都を訪れてリハーサルに集結し初日本番を迎えたが、それぞれ作品のためにすばらしい踊りを披露していただいた。その3日後の福岡公演でもさらに磨かれた踊りでさすがプロフェッショナルダンサーと唸らずにはおれなかった。余談だが終演後の翌朝には仕事の関係で福岡を発ったのだが、踊ってくれたバレエダンサーを想い空港レストランでひとりもつ鍋を舌鼓させていただいた。その味が実に美味しく忘れられず、後日実家のバレエシアターがある西麻布界隈にあるもつ鍋料理にもふたたびかけこんで素晴らしき公演をしのびながら夕食させていただいた。ほんと美味しかったなぁ。

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