ケーキーズ(2021年)
一度食べたら忘れられないこだわりのケーキ屋「Petite maison(プティット・メゾン)」へようこそ!ショーウインドゥに旬のケーキがたくさん並んでいます
チョコレートケーキ、モンブラン、ロールケーキ、そしてオレンジ、いちごのフルーツタルトもあります
クリームとキャラメルソースでアレンジ、ミントの葉っぱ、マーブルチョコレートも飾って・・・とっておきの記念日にはパティシエ~ル特製のデコレーションケーキをどうぞ!
バレエダンサー・振付家 堀内 充の公演活動報告
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春になり、森の草花もセンチコガネムシやたくさんの虫たちも元気よく顔を出し始めました。心を閉ざしていたキツネもいつの間にかみんなの仲間入り、なかよく幸せな毎日を送っています。
カブトムシと蟻は家族のために一生懸命働き、空高く飛び回っている蝶を見て空を飛ぶことを夢見ています。
そんな時、カマキリがやってきました。それを見ていたセンチコガネムシ親子に突然蜂が襲いかかります。逃げ回る親子の先には蝶が・・・蜘蛛が。助けを呼びますがどうにもなりません。美しい森も自分の生活を守るための戦いの場なのです。
夏の日差しの中、アメンボが陽気に歌い、森の虫たちが集まってきました。セミは短いいのちを知り、一人で歌を歌っています。
急に辺りが暗くなり、嵐がやってきました。あちこちから虫たちの悲鳴が聞こえてきます。嵐が去って戦い抜いた虫たちも少しずつ顔を出し、いつものように家族のために働き始めました。しかし今度は町の方から黒い雲が流れてきました。公害で子供たちをなくしたバッタが切なく語ります。
秋になり、働き者のセンチコガネムシのパパも一生の終わりを迎えようとしています、星が消えるように。ママはパパに出会えたことに感謝しています。
季節は冬。辺り一面雪で虫たちは冬ごもりでいなくなってしまいました。キツネはまた一人ぼっち。でも春にまたみんなに会えるのを楽しみに待っています。そして新しい友達をたくさん作ろうと、もう一人ぼっちじゃないことを嬉しく思うのでした。
世界中にガラスの破片が飛び散っています。
それは雪の女王が作ったどんなものでもみにくく見える鏡の破片です。それが刺さるとどんなものでも悪く見えるようになるのです。
カイとゲルダの家は隣同士。ベランダのバラの花をなかよく育てていました。ある日鐘がなった瞬間、カイは胸に何かが刺さった気がしました。
雪の女王の鏡の破片です。あっという間にカイはいじわるになり、ゲルダに冷たく当たりました。
やがて冬になり、カイは雪の女王について雪の城へ行きました。そんなことを知らないゲルダはカイをさがして旅を始めます。
さまよっていると花園があり、そこでさみしがり屋の女の子に会いました。
きれいな花たちと幸せな日々を送っていましたが、ふとカイを思い出してこっそり花園を抜け出しました。
そこに顔見知りのカラスがやってきて、男の子を知っているとゲルダをお城に連れていきました。しかしそれは裕福な王子でカイではありませんでした。王子と王女はゲルダにこのまま城でいっしょに暮らすようにすすめますが、馬車など支度してもらいゲルダはふたたび旅立ちました。
暗い森の中、ゲルダは山賊におそわれて王子にもらったものすべてを奪われてしまいました。山賊の娘はこっそりゲルダを助けてトナカイで雪の城まで送ってくれました。ゲルダの持っている大きな力がカイの元へと連れていったのでした。
雪の城は大きくガランとして、ただ寒いばかりです。雪の女王が雪を降らせに出かけているあいだにゲルダはカイを探し出しました。ゲルダのあたたかい涙でカイに刺さった破片も溶けて2人そろって家に戻ることができました。ゲルダの旅は2人だけの秘密です。みんな以前とまったく変わりません。ただちょっと大人になっていることに気づきました。
そして同じようにバラの花をながめるのでした。