2024年4月
バレエ「夏の夜の夢」全2幕を5月3日金曜祝日に上演します。昨年まで毎年続けてきた堀内充バレエコレクションなどに出演してくれたアーティストたちとゆきともバレエスクール生徒たちの共演で堀内バレエプロジェクトファミリーバレエ公演と銘打ち、東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで開演します。同じプロダクションで2020年にバレエ「くるみ割り人形」全2幕を上演して以来4年ぶりの全幕公演となります。
バレエプロジェクトのアーティストたちはタイターニア、オベロン、若者2組、星の精、妖精ソリスト、結婚行進曲カドリーユたちを担い、バレエスクール生は森の可愛い生きものや妖精たちに扮します。人間界と妖精界のふたつの境界をないまぜにしたシェイクスピアの名作で世界のバレエ団に愛されている作品ながら、近年のバレエ界の傾向である過剰なきらびやかさを避け、より日常に溢れる自然さを求めた演出を心がけています。舞台美術を手掛けた森壮太氏の同じく日常の素材をもとに、幻想的につくりあげた美しい情景を背景に繰り広げられるバレエをお楽しみいただきたく存じます。
ファミリーバレエのタイトルどおり舞台と観客席の境界までないまぜになりそうな感なきにしもあらずですが・・・(どうかお静かに鑑賞していただければ)
皆さまのお越しをお待ち申し上げます。
